0宣言の家を認めた
研究者たちの紹介

高畠歯科クリニック

安日 純 医師 歯科医

1958年、山形県生まれ。日本顎咬合学会認定医、バイオブロック・マスターほか数々の資格を持つ。所属学会は日本歯周病学会、日本顎咬合学会、日本感染症学会、日本抗加齢医学会、日本糖尿病協会など。1997年、高畠歯科クリニックを開業。現在は理事長。

山形県東置賜郡高畠町大字上平柳2099-2 TEL: 0238-58-0814
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歯科医として私がもっとも力を入れているのは「矯正」の分野です。従来は常に矯正器具を装着する必要がありましたが、当院では、来院する度に装置を使ってあごを少しずつ前に成長させ、その人にとって正しい位置にもっていく治療法を行うと、耳鼻科領域にまで改善がみられました(成長期の小児には「バイオブロック」、小学校高学年~大人には「ランパ」を施術)
例えば、あごの発育が遅く小さいため、のどの器官が圧迫されて軌道が狭くなり口呼吸しかできない子どもが鼻呼吸できるようになったり、耳鼻科に11年間通い続けていた鼻づまりの症状がピタッと治まったり、ぜんそくの症状が改善したりと、歯並びがよくなるだけでなく、元気になる子どもが続出しています。楽に鼻呼吸できることで姿勢がよくなったり、小顔になって可愛くなったりするのを目の当たりにし、口腔内の環境が一生に影響を与えることを実感しています。

“一生ものの価値”という点では、歯も、住環境も同じです。子どもの成長期は決まっていますから、今しかできないことは今やらないといけないという中で、あごの位置を正しく成長させていく。一番基本の部分を治すと虫歯になりにくいし、病気にもなりにくい。しかも可愛くなる。つまり、子どもに素敵な未来をあげられるのです。住宅で言えば、いい環境をつくってあげることで、いい健康状態を毎日維持することができます。例えば無垢を使った室内に綺麗な空気で満たされていると、まるで森林浴をするかのように快適に過ごせますよね。体と心をしっかりと休めてリセットでき、また次の日も元気に過ごすことができます。家族みんなが和やかに過ごすことができる環境というのは大切ですね。私のクリニックでも患者さんに心地よく過ごして頂けるよう、待合室や診療室の環境を整えています。例えば患者さんのプライベートに配慮した個室タイプの診療室にしたほか、うがいをする時に使う診療台や消毒液などの気になる匂いを取り除き、リラックスして診療を受けていただけるような工夫をしております。“抜かない・削らない・痛くない治療”を、これからも目指していきます。

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